看護師国家試験に合格!終わったあとの過ごし方

改めまして、看護師国家試験受験生の皆様
本当にお疲れ様でした。

国試の緊張感から解き放たれ、少し寂しいような清々しいような日々を過ごしてるのではないでしょうか?

看護師国家試験が終わってからの過ごし方について、私の経験も交えながらお話していきます(^^)


まず、現段階の自己採点の結果で、
内定先の職場に報告の一報を入れましょう。

私の職場でも
「何人内定が決まっているけど、結果はどうだったんだろうー?」と話題にあがり、
まだ見ぬ新入職員の事を先輩達は心配しながら待っていますよ(^^)

余談ですが…私は次年度より教育委員を担当させていただくことになっています。
皆さんを迎えるにあたり、すでに毎月「教育担当者研修」というものに参加しています。

多くの病院では、プリセプターシップ制度が取られているかと思います。
プリセプターとは、だいたい看護師経験3年目~5年目あたりが、業務にも慣れてきてるけど、新人の時の気持ちもまだ覚えている、
ちょっとだけお姉さん役として新人さんのお世話係をしながら、自分の技術や態度も改めて見直して、一緒に成長していきましょうねーという制度です。
みなさんのプリセプターになる予定の先輩達も今から、指導計画をたてたり、ドキドキしながら待っています。

私の役割は、そのプリセプターになる人への指導をしたり、フォローをしていくことです。
そして、新人さんへの院内での研修を計画したり2年目、3年目への研修を計画したりしています。
たくさんのスタッフがみなさんの入職を今から心待ちにして、全力でバックアップしていきますので、みなさんも全力でついてきてくださいね(^^)
看護師は国家試験がゴールじゃありませんよ!!!

内定先に連絡をしたら、可能であれば配属先の病棟が決まっているようであれば教えてもらいましょう。
具体的な配属先がまだ教えて貰えなかった場合は、
事前学習はどのようなことを深めておけばよいかアドバイスをもらいましょう!!

基本的な看護技術や、バイタルサインはもちろんですが、具体的な診療科や、領域が分かればなおよしですね!

アドバイスを参考に事前学習を深めたり、自分の苦手なことはポケットに入るような資料を用意しましょう。

 

【私の国家試験翌日からの過ごし方】

私は国家試験翌日から入院をしていました。
主治医からは、このまま看護師になるのは危険。長く看護師を続けていくために必要な手術だと言われ決心しました。
そして、国試の翌々日には整形疾患の手術を受けて、全身麻酔、硬膜外麻酔、点滴、尿道カテーテル、リハビリなどなど身をもって経験してきました。

説明を受けて、納得して、予定されていた手術だったはずなのに、
目が覚めるとシバリングが起きてとっても怖くて、
頭が痛い…吐きそう…
知ってたはずなのに。
硬膜外麻酔のテープかぶれ…
点滴も痛いし、尿道カテーテルのバックを付けたままお友達が面会に来てくれるととても恥ずかしい…
手術したところが全く動かせなくなっていて、リハビリ室で何度も泣きました。
こんなはずじゃなかった…手術なんてしなければよかった…何度も思いました。
ナースコールを押してから看護師さんが来てくれるまでの時間はとてもとても長く感じます。
毎日当たり前に出来ていたことができない。
お風呂にも入れない。
ご飯は美味しくない。

私が病院にいる間に季節が変わってゆくのが悲しくて、毎日友達に「今日はまだ寒い?」って聞いてました。
知らない間に暖かくなって春が来てしまうのがツラかったのです。
やっと看護師になれるはずだったのに、入職に間に合わなかったらどうしよう。
夢を叶えるはずが絶望の毎日でした。

分かっていた、一般の人よりも理解のあるはずの私でもこんなにツラかったのに、
高齢の方が予期せぬ入院をしたらどうでしょう?
不穏にもせん妄にもなるし、認知症も進んでしまうでしょう。

看護学生あるあるの「患者の立場に立って~」という言葉をみなさんもよく耳にするのではないでしょうか。

しかし私たちは、患者の立場には立てません。
感じ方や経験がみんな人それぞれ違うからです。
想像したり、少しでも患者のことを分かろうと寄り添うことしかできないのです。
患者に興味を持つ、関心をよせることへの努力を怠ってはいけません。

私は幸い(?)にも、患者を経験して今となっては本当にいい経験をしたと思っています。
痛みや、ツラさや、寂しさが想像できる看護師になれたと思います。


そんなこと言ってもみんなも入院してみなよー!!と言うわけにはいきませんので、
経験しなくても想像できるのが1番です。

入院の経験がない方たちは、私の話を思い出してみてくださいね(^^)

そして、健康でみなさんらしく残りの学生生活を満喫して、
春休みを楽しんでください(^^)

看護師に必要なグッズや、かわいい白衣の準備はOKですかー??(^^)

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分娩記録☆後編☆

分娩記録の後半です*1

 

3時
子宮口7~8センチ

さっきインした、ウィダーをリバース

やっぱり看護師さんのゆーこと聞いときゃよかった…(´・ω・`)

なのに、助産師に、
吐いたってことは進むかもね!
とか言って早めに分娩台へ移動


狭いんですけど!!
つかむとこない!!
陣痛室帰りたいー!!
足おくとこないんですけど!!
まぶしいんですけど!!

冷静に文句を言い続ける(´・ω・`)


助産師さんに、
まだまだだと思うょ!
まだ8センチだから、全開になってから1時間はかかるからね!
と言われ心折れそうになる…

合間で旦那と普通にしゃべる

深呼吸で陣痛に耐える

合間にしゃべる

の繰り返し


ルートキープ用のブドウ糖の点滴をされる

いたーい!!!
今までで一番デカい声を出す。

へたくそ!!抗生剤3本抜き刺ししてまたブドウ入れるなら最初からここでよかったじゃん!!
とキレそうになる。

 

けど、そこでいきみOKが出たので

めちゃめちゃいきむ!

また合間でしゃべる

(この輸液ポンプの点検日今日の日付だーよしよしラッキー!)と輸液ポンプのチェックも冷静に行い、

 

勝手にいきむ!

またしゃべる
を何回か繰り返してた。

そしたら、あたしの顔の周りに、
コバエがぷーん!!

まぢムカつく!清潔な部屋のはずなのに、なんでおまえがいるんだょ!!
と思い、ふとももに止まったコバエを一発でパシン!としとめる。

これから新たな命を産み落とそうとしている私が、
小さな命をあやめてしまったことにちょっとだけ戸惑う……笑

そして旦那と助産師爆笑!

そしてまた勝手にいきむ!

もっともっとこれから痛くなるはずだ!
しゃべれなくなるってみんな言ってたし!
とか考えてた。

そしたら看護士さん達も何人か来て、
コバエ殺したんだってぇー??
とか話しながらまた爆笑
笑いながらもまた勝手にいきむ!

看護師さんに
あたし切開しそうですかー?
切開痛いですかー?
とか質問責め

そしたらDr到着

先生切開しますかー?
麻酔は痛いですかー?

と先生にも質問責め

そしてまた勝手にいきんだその時…

バチン!

 

切られたー!と思ったその時

もういきんじゃだめだよー!
ハッハッハッハッハッ
って呼吸の指示が出た。

あれ?もう生まれるの?

4時18分

どぅーるん
2750㌘の女の子が産まれました。

私はその時はわりと冷静に、
えっもう終わったの?

おーまぢで人間が出てきたわー
とか、ちゃんと泣いたなとか考えてた。

第一声は、
あーお腹軽くなったー!

赤ちゃんがあたしのお腹の上に来た時も冷静に
赤ちゃん毛深!!!

指5本あるな!
顔も普通!
目は二重?とか見てた。

その後、旦那は大騒ぎ。写真撮りまくり。
あたしはまた
先生胎盤だすの痛いですかー?
縫うの痛いですかー?
裂けましたー?
とか質問に忙しかった(´・ω・`)

バルン入れられたり後処置も痛かった。

たまごクラブに、
立ち会い出産の心得みたいなので
頑張っている奥さんに向かって頑張れって言うなとか、
産まれた後赤ちゃんにばっかり夢中で奥さんへのねぎらいを忘れるな
とか書いてあったけど、
産まれた後はあたしげっそりだし、先生に質問しなくちゃだったから赤ちゃんに夢中になってくれてよかった笑


そして産後がこんなにもツラいとは思ってなかった。
悪露の量とかハンパないし、
体中痛いし、
10か月分の生理が一気に来たって感じ。
キズも痛いし、寝ても座ってもいられない!!
トイレも行きづらいし、
おっぱいも痛いし、

陣痛が痛いのはみんな知ってるし覚悟してたけど、

こんなの聞いてなーい!って事がいっぱいあった。

体型戻らなかったらどうしようとか、
骨盤ゆるみっぱで、尿もれに悩まされたらどうしようとか、
乳首切れちゃって痛いし
自分の体に対してもかなり神経質になってしまいます。

 

赤ちゃんも
勝手におっぱい吸えるもんだと思ってたけど
2人で練習しなきゃうまく飲めないんだね。
母乳出なくなっちゃったらどうしよう…とか
毎回手も消毒した方がいぃのかな?とか

とにかく神経質。

でもやっぱり我が子はかなりかわいぃ
新生児室の中で一番かわいぃ
声すらかわいぃ
めちゃくちゃ愛しいです

最初は実感わかなかったけど、私から出てきたそっくりな女の子…
不思議だけど、今すごく幸せです。

 

この初めに感じた、

赤ちゃんのことよりも自分の体どうなっちゃうんだろうという気持ち。

赤ちゃんより自分のこと考えちゃうなんて…と複雑な罪悪感もありますが、

正常な過程です。

産褥1日~2日目【受容期】と言って、

母親自身が受容的で依存的な態度を示す時期です。
この時期は、疼痛や疲労、不快症状などにより身体の活動が制限され、その後の育児などに対して抑うつや無方向性を引き起こします。
この時期においては、看護師や助産師にサポートを受けながら自己の確認として、出産体験を振り返ることによって、肯定的にとることができるようになります。また、この時期は子どもの確認に関心が注がれており、目で見て、触れることによって、母親の子どもへの愛着が増していきます。

 

その後【保持期】【解放期】と段階を踏んで、

徐々に徐々に赤ちゃんとの愛着形成を深めて行き、生活リズムを整えたり、育児技術を取得していくのです。

 

私も実際にかわいいと思い始めたのは正直3日目くらいからでした。

 

まだまだ伝えたい事たくさんありますが、

きっと人それぞれ違うだろうし、
みんなこれから経験してみないとやっぱりわからないですよね
長々とあたしの記録を最後まで読んでくださってありがとうございました。


これからご出産の皆さんも、思い出に残るステキな出産ができますように…
みんな元気でかわいぃ赤ちゃんに会えますように

スピード安産菌をプレゼントしまーす*2

 

*1:´∀`*

*2:´∀`*

分娩記録☆前編☆

これから出産される方の参考になればと思い、
私もたくさんの方たちの出産記録日記読みあさりました。


予定日:2010年5月24日
出産日:2010年5月11日
体重:2750㌘
(5月6日の推定体重は2880㌘でした)
性別:女の子

私23才初産
分娩所要時間:4時間20分
(陣痛が5分感覚になってからの時間だそうです)


5月10日
11時くらいに起床し、
普通に洗濯干したりして旦那さんを車で駅まで送り、
自分もそのまま車で
約1時間くらいかけ友達と遊びに行く

13時半頃
トイレに行くと、なんかパンツ濡れてる( ´・ω・` )
でもあんまり気にしなーい(^^)笑
銀行の名前変更がまだ済んでいなくて、
産休中の手当てなんかが振り込まれない

とゆー事で銀行で1時間以上待たされる。
その間も友達と普通に談笑。

14時半頃
友達とご飯(´・ω・`)
しかしなんかチョロチョロ出てる気が…トイレで確認したら、レギンスも濡れてたけど、しっこ出ちゃった*1
と思い気にしない笑
15時半
夜勤の友達を職場に送る

また1時間かけて運転
その間もチョロチョロ感じるが、しっこだと思い続ける。
旦那さんにだけ、
あたし破水してるかも*2
くらいにメールを入れる。

16時半
帰宅し、車から降りたり、階段使ったら、チョロチョロが止まらないー汗
一応病院に電話したら、入院の準備して急いで来て下さい!
と言われるが、あたしはまだしっこだろうと思い続け、
誰にも連絡もせず、買い物の確認とかしながら、1人で運転して、
帰りに買い物によれるように近くのスーパーに車を置き、階段とか使いまくりながら病院へ

17時
受診
かなちゃん!(私)これは破水ちゃんだょ!
と軽く言われ残ってた膜を剥がされ(痛かった!)
入院適応
この時は子宮口3センチ(2週間前は2センチ)

明日の朝までには産まれんだろ!
もう陣痛あるだろ?
と言われるがまったく(´・ω・`)
元々切迫早産になっても張りを感じた事がなかったので、超普通。

ホントに入院になるとは思ってなかったので

買い物どうしよう
ジェルネイルまだ落としてないの怒られるかな?
明日燃えるゴミの日なのに…
など余裕でした。

1人で来た事に驚かれ…
とりあえず旦那さんの職場と、
親に連絡をし、そのまま入院しました。

普通のお部屋で待機かな?と思いきや
いきなり陣痛室で、陣痛感じてないのに、
あれよあれよと
浣腸・破水してしまったので抗生剤テストの注射・感染症を起こしていないか採血。

熱発していたのと採血の結果で、抗生剤の点滴・NST開始…

NST見てると15分間隔の規則的な張りが…

しかし余裕で
陣痛室で窓開けてもらって、母親と前代未聞のジェルネイルはがし笑

到着した旦那さんと夕飯を分け合い完食。
あまりに痛みもないので、
明日までこのまま進まないかもねと
明日に備えて寝とけと言われ
22時頃旦那さん一旦帰宅。

あたしも普通にコンタクト洗ったりしてました。
しかし興奮と、
羊水でおしりびちょびちょ。

デカデカナプキンの違和感で寝付けず…

だんだん痛い様な気が…
ガマンできなくなったら、Nsコールしてね
旦那さん呼ぼうね
と言われていたのですが

陣痛はこんなもんじゃないはずだ!もっと痛くなるんだ!と思い
あんまり時間とかも計らずガマンする。

23時半くらいから
呼吸が荒くなるくらい痛み始めるがなんとか大丈夫
内診では子宮口4センチ
やっとこの変で
これがホントに陣痛かぁー!と思い始める

0時
陣痛が5分間隔
痛み40秒くらい
子宮口5センチ
旦那さん呼ぼうか?って言われたけど長引いたら悪いなと思いまだ呼ばない(´・ω・`)

2回目の抗生剤点滴

00時45分
陣痛3分間隔
子宮口はまだ5~6センチ
結構痛いが、
まだNSTの波形を見ながら、今のはデカかっただろー!とか
ドプラ-見ながら赤ちゃん寝ちゃったなー
とか考えてた笑

1時半
子宮口6~7センチ
旦那さんに電話してもらう。
赤ちゃんが下がったのかお腹がすいてくる(´・ω・`)

看護師さんには、突然カイザーになるかもしれないし、吐いたりすると辛いから食べちゃだめ!甘い物も飲んじゃだめお茶かお水にしときな!
と言われたけど、
助産師さんには
体力勝負なんだから食べなさい!好きなもの飲みなさい!と言われる(´・ω・`)


2時
旦那さん到着
陣痛2~3分間隔
子宮口変わらず…
この時は助産師さんネ申と思って看護師に隠れて旦那に持ってきてもらったウィダーをイン!!

旦那が来るまでは1人でコールもせず、声も出さずに耐えてたのに
旦那が来てからは
ここさすってー
ここ押してー
暑いー
トイレーなど文句言いまくり(´・ω・`)

でも合間に旦那にも
ここで赤ちゃん寝てたけど起こしたんだよ!とか今の陣痛デカかったよね!
NST見せたりしてた。

 

後編へつづく

*1:´∀`*

*2:´∀`*

初投稿⭐️自己紹介

はじめまして(^^)

回復期リハビリテーション病棟で看護師をしているかなです。

永久レクリエーション係に任命され、毎日患者様たちととても楽しく過ごしています!

小学校1年生の娘がいます♪

出産してすぐから、シングルマザーで頑張っています(^^)

娘が1歳の時に看護学校へ入学し、育児をしながらの国家試験受験となりました。

看護師について、看護学生さんに向けてのお話

育児についてのお話

ペットのチワワとハムスターのお話

趣味、ハンドメイド、看護師が考える美容について発信していこうと思います(^^)

よろしくおねがいしますー( ^ω^ )♪