分娩記録☆後編☆

分娩記録の後半です*1

 

3時
子宮口7~8センチ

さっきインした、ウィダーをリバース

やっぱり看護師さんのゆーこと聞いときゃよかった…(´・ω・`)

なのに、助産師に、
吐いたってことは進むかもね!
とか言って早めに分娩台へ移動


狭いんですけど!!
つかむとこない!!
陣痛室帰りたいー!!
足おくとこないんですけど!!
まぶしいんですけど!!

冷静に文句を言い続ける(´・ω・`)


助産師さんに、
まだまだだと思うょ!
まだ8センチだから、全開になってから1時間はかかるからね!
と言われ心折れそうになる…

合間で旦那と普通にしゃべる

深呼吸で陣痛に耐える

合間にしゃべる

の繰り返し


ルートキープ用のブドウ糖の点滴をされる

いたーい!!!
今までで一番デカい声を出す。

へたくそ!!抗生剤3本抜き刺ししてまたブドウ入れるなら最初からここでよかったじゃん!!
とキレそうになる。

 

けど、そこでいきみOKが出たので

めちゃめちゃいきむ!

また合間でしゃべる

(この輸液ポンプの点検日今日の日付だーよしよしラッキー!)と輸液ポンプのチェックも冷静に行い、

 

勝手にいきむ!

またしゃべる
を何回か繰り返してた。

そしたら、あたしの顔の周りに、
コバエがぷーん!!

まぢムカつく!清潔な部屋のはずなのに、なんでおまえがいるんだょ!!
と思い、ふとももに止まったコバエを一発でパシン!としとめる。

これから新たな命を産み落とそうとしている私が、
小さな命をあやめてしまったことにちょっとだけ戸惑う……笑

そして旦那と助産師爆笑!

そしてまた勝手にいきむ!

もっともっとこれから痛くなるはずだ!
しゃべれなくなるってみんな言ってたし!
とか考えてた。

そしたら看護士さん達も何人か来て、
コバエ殺したんだってぇー??
とか話しながらまた爆笑
笑いながらもまた勝手にいきむ!

看護師さんに
あたし切開しそうですかー?
切開痛いですかー?
とか質問責め

そしたらDr到着

先生切開しますかー?
麻酔は痛いですかー?

と先生にも質問責め

そしてまた勝手にいきんだその時…

バチン!

 

切られたー!と思ったその時

もういきんじゃだめだよー!
ハッハッハッハッハッ
って呼吸の指示が出た。

あれ?もう生まれるの?

4時18分

どぅーるん
2750㌘の女の子が産まれました。

私はその時はわりと冷静に、
えっもう終わったの?

おーまぢで人間が出てきたわー
とか、ちゃんと泣いたなとか考えてた。

第一声は、
あーお腹軽くなったー!

赤ちゃんがあたしのお腹の上に来た時も冷静に
赤ちゃん毛深!!!

指5本あるな!
顔も普通!
目は二重?とか見てた。

その後、旦那は大騒ぎ。写真撮りまくり。
あたしはまた
先生胎盤だすの痛いですかー?
縫うの痛いですかー?
裂けましたー?
とか質問に忙しかった(´・ω・`)

バルン入れられたり後処置も痛かった。

たまごクラブに、
立ち会い出産の心得みたいなので
頑張っている奥さんに向かって頑張れって言うなとか、
産まれた後赤ちゃんにばっかり夢中で奥さんへのねぎらいを忘れるな
とか書いてあったけど、
産まれた後はあたしげっそりだし、先生に質問しなくちゃだったから赤ちゃんに夢中になってくれてよかった笑


そして産後がこんなにもツラいとは思ってなかった。
悪露の量とかハンパないし、
体中痛いし、
10か月分の生理が一気に来たって感じ。
キズも痛いし、寝ても座ってもいられない!!
トイレも行きづらいし、
おっぱいも痛いし、

陣痛が痛いのはみんな知ってるし覚悟してたけど、

こんなの聞いてなーい!って事がいっぱいあった。

体型戻らなかったらどうしようとか、
骨盤ゆるみっぱで、尿もれに悩まされたらどうしようとか、
乳首切れちゃって痛いし
自分の体に対してもかなり神経質になってしまいます。

 

赤ちゃんも
勝手におっぱい吸えるもんだと思ってたけど
2人で練習しなきゃうまく飲めないんだね。
母乳出なくなっちゃったらどうしよう…とか
毎回手も消毒した方がいぃのかな?とか

とにかく神経質。

でもやっぱり我が子はかなりかわいぃ
新生児室の中で一番かわいぃ
声すらかわいぃ
めちゃくちゃ愛しいです

最初は実感わかなかったけど、私から出てきたそっくりな女の子…
不思議だけど、今すごく幸せです。

 

この初めに感じた、

赤ちゃんのことよりも自分の体どうなっちゃうんだろうという気持ち。

赤ちゃんより自分のこと考えちゃうなんて…と複雑な罪悪感もありますが、

正常な過程です。

産褥1日~2日目【受容期】と言って、

母親自身が受容的で依存的な態度を示す時期です。
この時期は、疼痛や疲労、不快症状などにより身体の活動が制限され、その後の育児などに対して抑うつや無方向性を引き起こします。
この時期においては、看護師や助産師にサポートを受けながら自己の確認として、出産体験を振り返ることによって、肯定的にとることができるようになります。また、この時期は子どもの確認に関心が注がれており、目で見て、触れることによって、母親の子どもへの愛着が増していきます。

 

その後【保持期】【解放期】と段階を踏んで、

徐々に徐々に赤ちゃんとの愛着形成を深めて行き、生活リズムを整えたり、育児技術を取得していくのです。

 

私も実際にかわいいと思い始めたのは正直3日目くらいからでした。

 

まだまだ伝えたい事たくさんありますが、

きっと人それぞれ違うだろうし、
みんなこれから経験してみないとやっぱりわからないですよね
長々とあたしの記録を最後まで読んでくださってありがとうございました。


これからご出産の皆さんも、思い出に残るステキな出産ができますように…
みんな元気でかわいぃ赤ちゃんに会えますように

スピード安産菌をプレゼントしまーす*2

 

*1:´∀`*

*2:´∀`*